
マツタケの産地として知られる小県郡青木村は22日、村内の山林整備とマツタケ生産の安定に向けて、松くい虫(マツノザイセンチュウ)が侵入しても枯れにくい抵抗性アカマツの苗木200本を、村内の松くい虫被害地に植樹した。そのうち100本は、3月から試験販売を開始している長野県山林種苗協同組合(長野市)から購入。県林業総合センター(塩尻市)から提供を受けた100本と合わせて、村内に植えた。
青木村内では、松くい虫による影響が年々大きくなっており、伐採した被害木の本数は、2012年度で880本だったのに対し、17年度には1600本と倍近くに。山林保護の観点からも対策が急務となっていた。22日の植樹会には、村議や地元住民など約40人が参加した。
同組合によると、県内の自治体への販売は上田市に次いで2例目。同市は800本購入し、山林再生のため、塩田、丸子地域といったマツタケ山のある地域の関係自治会などに配布したという。
県などによると、同村での植樹は実証実験の意味もあり、今後試験的に経過を見ていくという。青木村の北村政夫村長は「(抵抗性アカマツの)植樹のモデル事業として、成長を見守り、管理していきたい」と話していた。